障害者手帳でストーマ装具の給付を申請|対象になったもの・ならなかったもの

制度・お金のこと

日常生活用具の給付申請を郵送してから、約1か月。

私が指定した業者から、ようやく書類が届きました。

入っていたのは、「日常生活用具給付券」と書かれた書類と注文書。それから、オンラインショップの案内でした。

詳しい説明は特に書かれていませんでしたが、オンラインショップで商品を確認し、欲しいものを注文書に書いて返送するのだと理解しました。

そこで私は、普段使っているウロガードとクイックフィックスを注文書に書いて、郵送しました。

給付制度を申請するまでの流れは、障害者手帳を取ったあと最初にしたことに書いています。

※これは私個人の体験です。利用できる制度、申請先、必要な書類、対象品目、自己負担の有無などは、自治体や障害の種類・等級、所得、事業者などによって異なります。必ず、お住まいの自治体の窓口や各制度の案内で確認してください。

私の場合、クイックフィックスは対象外だった

注文書を送ってから5日ほど経った頃、スマホに着信がありました。私が指定した業者からでした。

折り返してみると、クイックフィックスは給付の対象外だということが分かりました。
対象になる品目は、自治体や業者、障害の種類によって違います。あくまで私の場合の話です。
これはちょっと残念でした。

クイックフィックスは、膀胱瘻の管を固定するために普段から使っているものです。

毎日使うものですし、値段もそれなりにするので、給付を受けられたらありがたいと思っていました。

その代わり、サージカルテープは対象になるとのことでした。

そこで思ったのが、

「このサージカルテープを使って、どうやって管を固定しよう……」

ということです。

給付券の金額は、思っていたより多くありました。

でも、肝心の購入したいものが対象外。

ウロガードは対象ですが、私の場合は基本的に1か月に1度の交換なので(交換については、膀胱瘻のカテーテル交換は痛い?どこから?にも書いています)、それほどたくさん必要になるものでもありません。

無理をせず、これまで通りクイックフィックスを買った方がいいのか。

それとも、給付対象のサージカルテープを使ってみるのか。

少し迷いました。

対象になる品目は、自治体や業者、障害の種類によって違います。私の場合は、クイックフィックスは対象外でした。

対象になる商品を確認することに

サージカルテープといっても、そもそもどれが対象になるものかがわかりません。

そこで業者に連絡をして、給付の対象となる日常生活用具のパンフレットを送ってもらうことにしました。

なぜ最初からそのパンフレットを送ってもらえなかったのかは分かりませんが、申請してからすでに1か月。

ただでさえ時間がかかっているのに、二度手間、三度手間になり、あっという間に時間が過ぎていきます。

今思えば、申請の前に、対象になる品目の一覧を、窓口か業者に聞いておけばよかったと思います。

届いたパンフレットを見てみると

その後、業者から日常生活用具のパンフレットが届きました。

私が使えそうだと思ったものは、

ウロガード、サージカルテープ、消毒に使うものなどがありました。

そこで、サージカルテープを使って管を固定する方法を試してみることにしました。

ただ、クイックフィックスのように最初から管を固定できる形になっているわけではありません。

自分でテープを切って、固定できる形にする必要があります。

みんな、どうしているんだろう……。

サージカルテープで固定するための準備

看護師をしている姪っ子から、サージカルテープを使った一般的な管の固定方法を教えてもらいました。

使うテープは3枚です。

  • テープの裏面にはマス目があるので、まず6マス分の長さで切ります。
  • 1枚目は、そのまま使います。
  • 2枚目は、両側にY字の切れ目を入れます。
  • 3枚目は、片側にY字になるように切れ目を入れます。

この3枚を1セットにして、管を固定する方法です。

※これは、看護師をしている姪っ子に教えてもらい、動画も参考にして、私が自己流で試している固定方法です。管の固定の仕方は、状態や使う用具によって違います。まねをせず、必ず通院先で相談してください。

家族と一緒に、このセットを50日分作りました。

50日分作ったところで、テープが1巻なくなりました。

今回は6巻購入したので、まだ5巻残っています。

こりゃ大変だ。

切るだけとはいえ、毎日使うものなので、あらかじめ何十日分も準備するとなるとなかなかの作業です。

「クイックフィックス、なんで対象じゃないんだろう……」

と、改めて思ってしまいました。

とりあえず、テープの準備はできました。

実際に使ってみると

その後、実際に2回ほどサージカルテープで固定してみました。

やってみると、いくつか気になるところがありました。

一つは、Y字の切り方です。

私が最初に作ったものは、Y字の切り込みが少し深すぎたようでした。

後からネットで看護師さんが管を固定している動画をいくつか見てみると、私が作ったものよりY字の切り込みが浅いことが分かりました。

次回はもう少し切り込みを浅くしたものを作って試してみようと思いました。

もう一つ気になったのが、テープ同士を重ねて貼った部分です。

そこが思ったよりはがれやすく、固定がうまくいきませんでした。

そこで、ほかにも管をサージカルテープで固定している動画をいくつか見てみると、固定方法にはいろいろなバリエーションがあることも分かりました。

考えてみれば、「管」といっても、使われる状況はさまざまです。

私のように膀胱瘻の管を固定する場合もあれば、鼻から管を入れている人や、寝たきりの人が管を固定する場合もあります。

そう考えると、固定方法がいろいろあるのも不思議ではありません。

ちょっとしたコツが分かってきた

その後、何度か試していくうちに、少しコツが分かってきました。

姪っ子に教えてもらった方法では、2枚目の両側をY字に切ったサージカルテープで、管の周りをくるっと1周しっかり覆うように貼ることが大事でした。

管をしっかり覆うように貼ると、管が安定します。

その上から3枚目の片側をY字に切ったサージカルテープで固定すると、以前のようにテープ同士がはがれてしまうこともなくなりました。

どうやら、この「管をしっかり覆う」というところがポイントだったようです。

ただ、この貼り方が簡単というわけではありません。

管をきちんと覆うように貼るのが意外と難しくて、今でも毎回苦労しています。

それでも、最初はうまくいかなかった方法も、何度か試していくうちに、自分なりのコツが少しずつ分かってきました。

まだ毎回きれいにできるわけではありませんが、今はこの方法で使っています。

ただ、これからはサージカルテープだけに切り替えるつもりではありません。

その日の予定や過ごし方に合わせて、これまで使ってきたクイックフィックスとサージカルテープを、両方使っていこうと思っています。

運動するとき、家にいるとき、外出するとき。

平日のように時間に余裕がないときと、少しゆっくりできるとき。

その場面に合わせて、使いやすい方を選んでいければと思っています。

給付を考えている方は、申請の前に、対象になる品目を確認してみてください。

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