ついに膀胱瘻の手術の話が出た日|症状は思っていた以上に進んでいた【第三部②】

病気・治療の記録

排尿できなくなったとき、「このまま本当に出なくなるのでは」と感じたことはありませんか。

私はある夏、これまでとは違い、尿がまったく出なくなる経験をしました。

※これは私個人の体験です。尿がまったく出ないときは、自己判断せず、すぐに医療機関へ連絡・受診してください。私は翌朝に受診しましたが、緊急の処置が必要になる場合もあります。

排尿できなくなった夜

ある日の夜、まったく排尿ができなくなりました。

翌朝、タクシーで近所の泌尿器科へ向かいました。

幸い、診察前に腹圧がかかったことで、なんとかそのときは排尿することはできました。

それでも、これまでの治療歴や、何度も繰り返している症状を説明すると、

「一度、大きな病院で診てもらった方がいい」

と言われ、紹介状を書いていただくことになりました。

検査で分かったこと

大学病院の院内紹介という選択肢もありました。

ただ、以前診てくださっていた先生が別の病院へ移っていたこと、そして大学病院より交通の便は悪いものの、自宅から近かったこともあり、その先生のいる病院を受診することにしました。

そこで行われた検査では、症状が思っていた以上に進んでいることが分かりました。

以前、大学病院でも、尿道から管を入れる処置について、

「管を入れるなら麻酔をしないと難しいと思う」

と言われたことがありました。

あれから何年も経ち、その言葉が改めてよみがえりました。

初めて出た「手術」という言葉

そしてそこで、初めて手術の話が出ました。

「おそらく、また緊急で詰まることになるでしょう」

「その時は、膀胱瘻造設術になると思います」

そう説明を受けました。

さらに、まだ年齢が若いこともあり、将来的には腸の一部を使って、おへそから排尿できるようにする手術という選択肢もあると教えていただきました。

小児の患者さんでは、そのような手術が行われることもあるそうです。

比較的大きな手術になるため、入院期間は2〜3週間ほどになるとのことでした。

どの病院で治療を受けるか

その後は、どの病院で治療を受けるかも考えることになりました。

当時の私は、「家から近い」という理由でその病院を選びました。

でも最終的には、婦人科の通院との兼ね合いもあり、通院日を1日でまとめられるよう、泌尿器科も再び大学病院へ通うことに決めました。

この頃はまだ、手術の話を聞いても、どこか現実感がありませんでした。

でも振り返ると、体はもう、少しずつ限界に近づいていたのだと思います。

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