「再発だったらどうしよう」|子宮体がんの再発が分かるまで【第一部⑧】

病気・治療の記録

不正出血があったとき、「再発かもしれない」と考えたことはありますか。
この記事では、不正出血から、再発が分かるまでのことを振り返ります。

※これは私個人の体験です。不正出血や、その原因、再発の有無は、人によって違います。不正出血が続くときは、自己判断せず、婦人科や主治医に相談してください。

最初の子宮体がんの診断から3年後、不正出血がありました。

再発だとは思いたくありませんでした。

でも、手術を受けてから時間が経っていたこともあり、突然の出血に不安を感じました。

「何が起こっているんだろう」

そんな気持ちでした。

出血の原因はポリープだった

病院で診てもらうと、出血の原因になっているポリープがあることが分かりました。

ポリープがどういうものなのか、その頃の私はあまりよく分かっていませんでした。

それでも、原因が分かったことで、

「ひょっとしたら、何でもないのかもしれない」

と、少し安心したのを覚えています。

ポリープを摘出して、検査を受けることになりました。

結果が出るまで

その頃は、仕事も普段通り続けていました。

不正出血以外には、これといった自覚症状もありませんでした。

その年のはじめには祖母が亡くなりました。

父は前年の年末から闘病生活を続けていて、私は仕事の帰りや休みの日に、できるだけ父のいる病院へ通っていました。

その父も8月に亡くなりました。

父を亡くして間もない頃、私は自分の検査結果を待っていました。

再発だとは思いたくありませんでした。

「もし再発だったらどうしよう」と思いながら、天国の父に「お願い、助けて」と心の中で祈っていました。

その一方で、ある程度は覚悟しておいた方が、もし再発だと分かったときに、絶望せずにいられるのかもしれない。

そんなことを考えていました。

そして、再発だと告げられた

検査の結果が出ました。

がんの再発でした。

その言葉を聞いた瞬間、全身に冷たいものが流れるような感じがしました。

「どうしよう……」

それだけだったと思います。

再発かもしれないと、どこかで覚悟していたつもりでした。

それでも、実際に再発だと告げられると、すぐには受け入れられませんでした。

「また、がんなのか」

そう思いました。

その時点では、家族にもすぐには話せませんでした。

まずは、自分自身がその事実を受け止めることで精一杯だったのだと思います。

再発したことを受け入れられないまま、それでも仕事には行き、病院にも通いました。

再発が分かったあとは、治療に向けてCT・MR・PETなどの検査を受けました。

放射線治療や抗がん剤治療など、これからの治療についても説明を受けました。

特に放射線治療については、外部から照射するだけではなく、組織内照射も必要になるとのことでした。

ここから、再発したがんと向き合うための治療が始まります。

第一部はここで一区切りです。
ここから、第二部「放射線障害篇」へ続きます。

👉 前の記事:服が合わなくなっていった|リンパ浮腫で変わったおしゃれ【第一部⑦】

▶ 次の部:第二部について|放射線治療後の長い入院生活を振り返って

▶ 第一部:子宮体がん篇の記事一覧へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました